日本医師会認定健康スポーツ医の頴川博芸先生が監修する健康情報でも言及されている通り、クコの実は加齢に伴う複合的な身体の悩みに多角的なアプローチを見せます。具体的にどのような変化が期待できるのか、科学的エビデンスに基づいて整理します。
第1に挙げられるのが、美肌とアンチエイジングへの寄与です。肌のシミやくすみの引き金となる活性酸素を、ビタミンCとルチン、ゼアキサンチンの複合抗酸化作用が協力して無力化します。コラーゲンの生成を助け、紫外線による光老化から肌を守る働きは、エイジングケアに投資する女性たちから絶大な支持を得ています。
第2に、眼精疲労と視機能のサポートです。デジタルデバイスに囲まれる生活において、ブルーライトや長時間のピント調節による網膜へのダメージは深刻化しています。網膜に直接移行するゼアキサンチンとビタミンAの前駆物質(β-カロテン)が、目の奥の疲労感を和らげ、かすみ目の軽減に役立ちます。
第3に、伝統的な漢方薬膳において「滋補肝腎・明目」と定義づけられてきた効能です。中医学の概念では、毛髪は「血の余り(血余)」であり、腎の精気と肝の巡りが直結しています。クコの実が肝機能と造血を促進することで、頭皮への血流が改善され、白髪の予防やハリ・コシの維持、さらには慢性的な倦怠感からの脱却を後押しします。健康情報メディア『健達ねっと』でも報じられているように、ビタミンCが神経伝達物質の合成やGABAの生成を促し、自律神経の乱れや日常のストレスを緩和させる点も見逃せません。