金属リサイクル市場において、砲金真鍮買取価格比較を行うと、常に砲金の方が高額で取引されています。この価格差は、地金相場を構成するベースメタルの含有価値に直結しています。
現在の国際金属市況において、高純度な銅地金およびスズ地金は極めて高値で推移しています。砲金は銅を85%前後含み、高価なスズを約5%含有しているため、製錬原料としての価値が非常に高く評価されます。
これに対し真鍮は、銅の含有量が約60%と低く、安価な亜鉛が40%近くを占めているため、金属スクラップとしての評価単価は砲金よりも低くなります。一般的なスクラップ砲金真鍮相場の傾向として、砲金スクラップは真鍮(並真鍮・真鍮削粉など)に対して概ね1.3倍〜1.5倍以上の高値で買い取られるのが市場の通例です。配管スクラップを仕分ける際、砲金製バルブと真鍮製継手を正しく選別することは、売却益を最大化するための鉄則といえます。