東京湾に数ある乗船場のなかで、新木場エリアが独自の存在感を放つ最大の要因は、代表的な運航事業者である江戸前汽船が確立した「カジュアルかつ体験型の水上宴会スタイル」にあります。浅草や品川から出航する伝統的な屋形船の多くが1人あたり1万5,000円〜2万円を超える会席料理を主軸としているのに対し、新木場では屋形船もんじゃ食べ放題と屋形船飲み放題プランを組み合わせた明朗なパッケージを展開し、水上レジャーの心理的・経済的ハードルを大きく引き下げました。
コース設計においても、新木場を出航して潮風を感じながらレインボーブリッジをくぐり、穏やかなお台場沖に停泊する新木場屋形船お台場コースが鉄板の人気を誇ります。停泊中は船上の鉄板で熱々のもんじゃ焼きやお好み焼きを自分たちで焼きながら、遮るもののない360度のパノラマパノラマビューを満喫できる構造となっています。夜間便ではライトアップされた都市の景観が広がり、昼間の屋形船ランチクルーズでは開放感あふれる東京湾の青空が広がるなど、時間帯によって異なる魅力を味わえる点も強みです。