「手元に計量スプーンがない」「キャンプ先や一人暮らしのキッチンで測る手段がない」という場面でも、身近な日用品を活用することで近似値を測り出すことができます。
1. ペットボトルのキャップ(汎用規格品)
国内の清涼飲料水用ペットボトルのキャップは、日本工業規格(JIS規格)に準拠しており、満水容量が約7.5mlで設計されています。 すりきり1杯で「小さじ1.5杯分」に相当するため、キャップに塩を満たしてすりきると精製塩で約9gになります。小さじ1(約6g)を測りたい場合は、キャップの深さ約7〜8分目まで塩を入れることで精度の高い代用が可能です。
2. 食事用のカレースプーン・ティースプーン
一般的なカレースプーン(ディナースプーン)はすりきり1杯で約10〜12ml、ティースプーンはすりきり1杯で約3〜4mlです。ティースプーンで軽く山盛り1杯、もしくは平らにすりきった後にわずかに追加することで、おおよそ小さじ1(5ml)に近い分量を再現できます。
3. 手ばかり(指先の感覚)によるアプローチ
道具が一切ない場合は、指3本でしっかりとつまむ「塩ひとつまみ(約1g)」を5〜6回繰り返す手法が最も誤差を抑えられます。大雑把にスプーンで見当をつけるよりも、ひとつまみの累積による計量の方が過剰投入の事故を防ぎやすいというメリットがあります。