じゃがいもを主食並みに大量消費した際、最初に直面するのがカロリーと糖質の過剰摂取による体重増加だ。中サイズのじゃがいも1個(約130〜150グラム)のエネルギーは約100キロカロリー前後と、白米茶碗1杯分(約230キロカロリー)に比べれば控えめに見える。だが問題は調理法にある。油を大量に吸うフライドポテトや、マヨネーズをふんだんに使うポテトサラダでは脂質量が跳ね上がり、気づかないうちに肥満を加速させる。
それ以上に警戒すべきは、天然毒素の蓄積による急性症状だ。じゃがいもの芽や緑色に変色した皮に含まれるソラニンやチャコニンといった成分は、一定量を超えて体内に入ると嘔吐、下痢、激しい腹痛、めまいを引き起こす。重症化すれば神経系に影響を及ぼす恐れすらある。
専門家が推奨する健康的な1日の摂取目安は、一般的な活動量の成人で「中サイズ1個(約100〜150グラム)」程度だ。主食の白米やパンの置き換えとして上手に取り入れ、揚げ物や過度な調味料を控えることが、リスクを遮断する第一歩となる。