当館を世界唯一無二の存在たらしめているのが、圧倒的なファッション&テキスタイルデザインのコレクションです。17世紀の宮廷衣装から現代のオートクチュールまで、衣服がどのように人間のアイデンティティや社会情勢を映し出してきたかが克明に記録されています。
かつて社会現象を巻き起こした「クリスチャン・ディオール:夢のクチュリエ」展の記憶も新しく、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館 (V&A)が手がけるファッション展は常に世界のカルチャーシーンの基準となってきました。さらに館内には、19世紀のアーツ・アンド・クラフツ運動を牽引したウィリアム・モリスが内装を手がけた「モリス・ルーム」が現存しています。草木や果実をモチーフにした繊細な装飾壁画に囲まれながら過ごすひとときは、デザインの原点に立ち返るような深い感動を与えてくれます。