温泉街の周辺には、地球の鼓動を感じられる自然の造形美が広がっている。レトロなドロッコ列車(モノレール)に乗ってアクセスする「面不動鍾乳洞」は、年間を通じて気温が約10度に保たれた神秘的な地下世界だ。何万年もの歳月をかけて形成されたツララ石や石筍は、訪れる者を圧倒する。
また、温泉街から少し足を伸ばせば、関西屈指の透明度を誇る「みたらい渓谷」が広がる。エメラルドグリーンに輝く清流と巨岩、そして四季折々に表情を変える木々のコントラストは息をのむ美しさだ。新緑の春、涼を求める夏、山全体が燃えるように色づく秋、静寂に包まれる冬——いつ訪れても新たな感動が待っている。