誰もがゴールインを信じて疑わなかったビッグカップルが、なぜ破局という結末を迎えたのか。その背景には、互いを大切に想い合っていたからこそ生じた「未来への展望のズレ」と、背負うものの重さがあった。
20代半ばを迎え、家庭を持ちたいという自然な願望を抱き始めた上戸彩と、役者として自らの表現を徹底的に突き詰めたいというストイックな探求期に入っていた森田剛。さらに、オスカープロモーションの絶対的エースとしてドラマやCMを牽引する彼女の立場と、グループ活動と舞台演劇の間で自身のアイデンティティを削り出していた彼の立場が交錯する。お互いの人生とキャリアを深く尊重した結果、泥沼の決裂ではなく「互いの前進のための円満な幕引き」を選んだのが、2010年に訪れた別れの真相である。