豊島区を率いる高際みゆき区長は、前市政から受け継いだ「国際アート・カルチャー都市」の旗印をさらに磨き上げている。東口の「Hareza池袋」や南池袋公園の成功に続き、西口エリアを芸術とエンターテインメントの発信地に仕立て上げる戦略だ。
この区政のビジョンに対し、東武百貨店 池袋本店はもっとも力強いパートナーとして呼応している。劇場の街としての西口、東京芸術劇場と連動する文化イベント、そして地元クリエイターや伝統工芸をフィーチャーした特設ギャラリーの展開。百貨店が単にモノを売る「ハコ」から、体験と文化をキュレーションする「メディア」へと進化を遂げている証左だ。
かつて繁華街の混沌が色濃かった池袋西口は、いまやファミリーやアートファンが安心して歩ける洗練された回遊空間へと姿を変えつつある。官民が手を取り合って進めるこの文化的アップグレードが、東武池袋のフロア全体に瑞々しい活力を吹き込んでいる。