ポリプロピレンとは?Peとの違いやレンジ耐熱の真相を徹底解明

ポリプロピレンとは?Peとの違いやレンジ耐熱の真相を徹底解明

ポリプロピレンとは?Peとの違いやレンジ耐熱の真相を徹底解明とは一体何なのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。

店頭で多くの消費者を混乱させるのが、「ポリプロピレン(PP)」と「ポリエチレン(PE)」の混同です。どちらも炭素と水素のみから構成されるオレフィン系樹脂であり、見た目の質感や手触りが酷似しているため、肉眼だけで判別するのは困難を極めます。しかし、物性を比較するとその実用境界線は極めて明瞭です。

比較項目ポリプロピレン(PP)ポリエチレン(PE:低密度/高密度)編集部の見解・実務上の差耐熱温度約100℃〜140℃約70℃〜110℃(LDPE:低め / HDPE:高め)電子レンジ加熱における安全マージンが全く異なる比重(軽さ)0.90〜0.91g/cm³(最軽量級)0.91〜0.96g/cm³わずかにPPの方が軽く、硬度・剛性に優れる硬度・質感硬質・表面に傷がつきにくい・光沢感あり柔軟・しなやか・ワックス様の触感カチッとした容器はPP、絞り出す容器はPE耐寒性低温下(0℃以下)で脆化しやすい弱点あり-50℃程度まで耐える優れた耐寒性家庭用冷凍庫での落下衝撃にはPEの方が強い主な製品例保存容器本体、電子レンジ対応弁当箱、カーペットレジ袋、ポリ袋、マヨネーズ容器、タッパーのフタ「フタはPE・本体はPP」という複合製品が主流

決定的な見分け方は、製品に刻印されているプラスチック識別表示マークです。資源有効利用促進法に基づき、日本のプラスチック製容器包装には識別マークが義務付けられていますが、国際標準であるSPIコード(樹脂識別コード)では「5」がポリプロピレン、「2」が高密度ポリエチレン(HDPE)、「4」が低密度ポリエチレン(LDPE)と割り振られています。本体裏側に「PP」のアルファベット刻印があれば、耐熱性に優れたポリプロピレンであると確信を持って判断できます。

山田 真由
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山田 真由

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