Q1:痛む場所をトントンと軽く叩くと響く感じがします。これは何のサインですか?
A1:肋骨下部と脊柱の間(肋骨脊柱角)を軽く叩いて体内に響くような痛み(背部叩打痛)がある場合、左腎臓の炎症(腎盂腎炎)や尿管結石による尿路閉塞が強く疑われます。筋肉痛ではこのような深部に抜ける叩打痛は生じにくいため、速やかに泌尿器科を受診してください。
Q2:急に左背中が痛くなったとき、まず温めるべきですか?冷やすべきですか?
A2:原因が確定していない段階で患部を温める行為は避けてください。ぎっくり背中などの急性筋肉トラブルであれば温熱は炎症を拡大させますし、膵炎や結石などの内臓疾患の場合も血流増加によって病態の悪化や痛みの増幅を招く危険があります。まずは安静を保ち、熱感がある場合は冷湿布等で局所を冷やしながら医療機関の指示を仰ぐのが安全です。
Q3:痛み止め(市販のロキソニンなど)を飲んで様子を見ても大丈夫ですか?
A3:一時的な対症療法として内服すること自体は選択肢ですが、痛みが隠れてしまうことで内臓疾患の重篤な徴候を見落とすリスクがあります。特に胃潰瘍が原因の場合、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は胃粘膜をさらに攻撃し、病状を劇的に悪化させる恐れがあります。薬で痛みを誤魔化して放置せず、効かない場合や切れた後にぶり返す場合は直ちに受診してください。