Q1:生理前のイライラは、通常いつから始まっていつまで続くのが普通ですか?
A1:一般的には生理開始の3〜10日前(排卵後の黄体期後期)から始まり、生理の開始とともに急速に軽減、生理開始後2〜3日以内には完全に消失するのが典型的なパターンです。もし生理が終わっても強い気分の落ち込みや怒りが続く場合は、PMSやPMDDではなく、うつ病や適応障害、全般性不安障害など別の要因が疑われるため、精神科や心療内科への相談が推奨されます。
Q2:生理前に夫や彼氏へ激しく八つ当たりしてしまった直後、どうリカバリーすべきですか?
A2:感情が昂っている最中に無理に謝ろうとすると、言い訳が混ざり火に油を注ぎがちです。まずは別室に移動して深呼吸し、頭を冷やしてください。生理が始まり冷静さを取り戻した段階で、「先日は病的なホルモン変動で感情が暴走してしまい、傷つける言動をして本当にごめんなさい。決してあなたのせいではなく私の体調の問題です」と、明確な謝罪と客観的な原因を簡潔に伝えます。その上で、受診や服薬など再発防止に向けた具体的な行動を示すことが信頼回復の唯一の鍵となります。
Q3:低用量ピルの服用には副作用やリスクが怖いです。漢方薬だけでも効果はありますか?
A3:漢方薬(加味逍遙散や抑肝散など)単独でも、気分の高ぶりや軽度から中等度の情緒不安定に対して優れた改善効果を示す女性は多数存在します。血栓症リスクや年齢制限(35歳以上で1日15本以上の喫煙者など)でピルが処方できない方にとって、漢方療法は極めて有力な選択肢です。ただし、重度のPMDDによる破壊的な衝動性に対しては、漢方薬のみでは抑えきれない場合もあるため、医師と相談しながらSSRI(抗うつ薬)の黄体期限定投与などを柔軟に検討することが現実的です。