SNSのビフォーアフター画像に影響され、「数ミリ切れば劇的に可愛くなれる」と過剰な期待を抱くケースが見受けられますが、ここには大きな落とし穴が存在します。人中短縮失敗後悔しない理由を客観的に探ると、手術の適応基準を見誤ったことによるトラブルが後を絶ちません。
外科的切開を伴うリップリフトにおける主なリスクとしては、鼻下という非常に目立ちやすい部位にメスを入れることによる「肥厚性瘢痕(傷跡の盛り上がりや赤み)」、皮膚を上に引き上げることで小鼻が引っ張られて横に広がる「鼻翼の形態変化」、さらには笑顔の際に歯茎が過剰に見えてしまう「ガミースマイルの悪化」や口唇の閉鎖不全などが挙げられます。
骨格的に上顎が前に出ている方や、もともと唇が薄く口元が引き締まっていない方が切開を行うと、傷跡が引っ張られて肥厚しやすい傾向にあります。物理的な数値だけを縮めるのではなく、鼻・唇・歯並び・あご先を含めた「顔面全体の調和」を医師と精緻にシミュレーションすることが不可欠です。