インターネット上の掲示板やSNSでは、「あの有名俳優もディスレクシアではないか」「セリフ覚えが悪いのは読字障害のせい」といった憶測が頻繁に飛び交っています。しかし、その多くは事実無根のデマや誇張に基づいています。
たとえば、トム・クルーズやスティーヴン・スピルバーグ、キアヌ・リーブスといった海外のトップスターが公式にディスレクシアを公表している事例が有名なため、日本のドラマで「NGが多かった」「漢字の読み間違いをした」というエピソードが独り歩きし、安易に発達障害と結びつけられるケースが後を絶ちません。
報道各社の公式取材や本人の公式発表、著書での明言がない限り、ネット上の憶測を真に受けるのは厳禁です。安易なラベリングは、当事者が抱える現実の課題を矮小化させるリスクを孕んでいます。