今大会のメインアリーナに集結したVリーグ関係者や大学スカウト陣の視線を集めた高校バレー注目選手一覧には、将来の日本代表を嘱望される逸材が名を連ねました。男子では、最高到達点345cmを記録し、打点の高さだけでなくインナースパイクの打ち分けで観衆の度肝を抜いたアウトサイドヒッターが強烈な存在感を放ちました。
一方、女子では就実高校の攻撃陣を統率したセッターのハンドリングと状況判断力に称賛が集まりました。相手ブロッカーの視線を完全に誘導し、ノーマークの状態でミドルブロッカーにクイックを打たせるトスワークは、高校生離れした戦術眼の賜物です。試合後のミックスゾーンで「トスを上げる瞬間、相手ミドルの重心がわずかに左に傾いたのが見えた」と語った証言は、極度の重圧下でも失われない研ぎ澄まされた洞察力を証明しています。