真夜中に子どもが突然発作を起こした場合、現場で保護者が最優先すべきなのは「安全の確保」に尽きる。暴れて階段から落ちる、家具の角に頭をぶつけるといった二次的な怪我を防ぐため、ベッド周辺から危険物を排除し、静かに見守る空間を作ることが基本だ。
興奮状態にある子どもに対して言葉での説得は届かない。部屋の明かりは間接照明などの暗めにとどめ、大きな音を立てないよう配慮する。危険な行動をしようとした時のみ、優しく身体を抱きとめて保護する程度にとどめるのが望ましい。多くの場合、数分から十数分程度でパニックは収まり、子どもは何事もなかったかのように再び深い眠りへと戻っていく。