Q1:ネット掲示板やSNSで自分宛ての殺害予告を見つけた場合、まず何をすべきですか?
A1:絶対に書き込みに直接反論・接触せず、まずは証拠保全を行ってください。該当投稿のURL、投稿日時、アカウント名、画面全体のスクリーンショットを確実に保存した上で、最寄りの警察署(サイバー犯罪相談窓口または生活安全課)へ通報・相談してください。緊急性が高い場合は迷わず110番通報を行い、並行してネット問題に強い弁護士へ相談し、発信者情報開示請求の手続きを進めることが推奨されます。
Q2:他人が書いた殺害予告を「拡散希望」としてリツイート(リポスト)したり、掲示板にコピペ転載した場合も罪に問われますか?
A2:罪に問われる可能性が十分にあります。元の投稿者が別であっても、その内容を拡散・転載することで対象者に恐怖を与えたり、施設の業務を妨害したと判断されれば、脅迫罪の共同正犯・幇助犯、あるいは威力業務妨害罪として立件・処罰された判例が存在します。「ネタのつもりだった」「転載しただけ」という言い訳は司法の場では一切通用しません。
Q3:ネット掲示板の過去ログから発信者を特定するまでに、どれくらいの期間がかかりますか?
A3:アクセスログの保存期間はプロバイダによって異なりますが、一般的に3ヶ月〜6ヶ月程度とされています。そのため、事件発生からできる限り早い段階で証拠保全と発信者情報開示請求を行う必要があります。2022年に施行された改正法に基づく新裁判手続を利用すれば、最短で1〜2ヶ月程度で特定に至るケースも増えています。