芸能人の大幅な年の差婚は、時にネット上で批判や懸念の対象となるケースも珍しくありません。しかし、高橋一生さんと飯豊まりえさんの結婚においては、驚きとともに極めて好意的な祝福の声が圧倒的多数を占めました。
SNS上では発表直後から「ジョジョ婚」「リアル露伴と京香」というワードがトレンドを席巻。「作中の二人のやり取りを見ていたから、納得感しかない」「高橋一生が40代に見えないほど若々しく、飯豊まりえが20代とは思えないほど落ち着いているため、17歳の差を全く感じない」といった声が相次ぎました。現場で見せていたプロとしての信頼感が、画面を通じて視聴者にも伝わっていた証左です。
一方で、日本の婚姻市場全体を俯瞰すると、こうした大幅な年の差婚は極めて希少な事例となっています。厚生労働省の人口動態調査や婚活業界の動向データを整理すると、一般的な結婚トレンドとは大きく異なる実態が見えてきます。
婚活市場の専門家も指摘するように、現代の日本社会では共働きが前提となり、価値観や生活実感が近い「同世代婚」が圧倒的多数を占めています。その潮流とは裏腹に二人の結婚が手放しで賞賛された理由は、年上側の経済力に依存した関係ではなく、双方が自立した表現者として対等に向き合っている姿が可視化されていたからにほかなりません。