初心者でも失敗しない簡単な本の作り方!紙1枚から自作する全手順

初心者でも失敗しない簡単な本の作り方!紙1枚から自作する全手順

初心者でも失敗しない簡単な本の作り方!紙1枚から自作する全手順にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

ページ数が増えてきたり、よりしっかりとした本の体裁に仕上げたい場合は、綴じ方に工夫を加える必要があります。個人が自宅でできる手作り本の製本方法は、大きく分けて「中綴じ(ホッチキス止め)」と「くるみ製本(無線綴じ)」の2種類が存在します。

製本方式推奨ページ数・特徴必要な道具・材料編集部の見解・メリット折り本(A4用紙1枚)全8ページ(ミニサイズ)
制作時間:約3分A4紙1枚、ハサミコストほぼゼロ。最も手軽で配布用や子どもの工作に最適。中綴じホッチキス止め8〜32ページ程度
4の倍数ページが必須回転式ホッチキス(または消しゴム)、定規見開きがフラットに開き、イラスト集やパンフレットに最適。手動くるみ製本(無線綴じ)30〜200ページ程度
厚み3mm以上推奨木工用ボンド、クリップ、カッター、製本テープまたは厚紙表紙文庫本や市販書籍と同じ見た目。小説や本格作品に抜群の重厚感。オンデマンド印刷発注16〜数百ページまで自在
1冊単位で発注可能PCまたはスマホ(PDF原稿データ)断裁のズレがなくPP加工表紙など商業出版と同等の仕上がり。

手軽さ抜群の「中綴じホッチキス止め」を綺麗に仕上げる裏技

重ねた紙の中央(背の部分)を針で固定する中綴じホッチキス止めは、パンフレットや薄めの作品集を作る際の王道です。一般的なホッチキスでは奥行きが足りず中央まで届きませんが、ヘッド部分が90度回転する「回転式タテヨコホッチキス」(100円ショップや文具店で数百円で入手可能)を使用すれば、誰でも正確に留めることができます。

専用のホッチキスがない場合は、「開いたホッチキス+消しゴム」の代用テクニックが有効です。冊子を開いた状態で下に消しゴムを敷き、上からホッチキスの針を垂直に押し通したあと、裏面に飛び出た針の先端を定規などの硬い平らな面で内側に折り曲げると、自宅にある文房具だけで美しい中綴じが完成します。

文庫本のような高級感を出す「くるみ製本」のやり方

小説や長編エッセイなど、背表紙のある本格的な本を作りたい場合はくるみ製本やり方を押さえておきましょう。揃えた本文用紙の背を大きめの目玉クリップでガチガチに固定し、背の断面にカッターで細かい傷を格子状に付けます。ここに速乾性の木工用ボンドをヘラで均一に塗り込み、あらかじめ背幅分を測って折り目を付けた表紙用紙で本文全体を「くるむ」ように圧着します。ボンドが完全に乾いてから、はみ出た余白を金属定規と鋭利なカッターで三方断裁(小口・天地を切り揃える)すれば、市販の単行本と見紛うばかりの一冊に仕上がります。

森 瞳
著者

森 瞳

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