しりとりにおいて「る攻め」が強力なハメ手として猛威を振るう最大の要因は、ポケモンの絶対数そのものの少なさにあります。ゲームフリーク公式の全国図鑑(パルデア地方・ゼロの秘宝DLC含む全1025種類)を徹底精査した結果、るから始まるポケモンは歴代でわずか10匹にとどまることが判明しました。全ポケモンのわずか約0.97%という極めて希少なグループです。
さらに世代別の分布を追跡すると、驚くべき偏向性が浮き彫りになります。第1世代(カントー)から第4世代(シンオウ)にかけては定期的に登場していたものの、第5世代(イッシュ)、第8世代(ガラル)、そして第9世代(パルデア)では、頭文字が「る」の新種ポケモンは1匹も追加されていません。つまり、近年のシリーズをやり込んでいるプレイヤーほど、最新の記憶から「る」を咄嗟に引き出せず、思考停止に陥りやすい構造的トラップが存在しています。