「普通の固形物はいつから食べていいのか」という疑問を持つ方は非常に多いです。一般的な目安として、通常の固形物は術後3日〜1週間程度が経過し、痛みが落ち着いてから徐々に再開するのが安全です。
ただし、下の親知らずを骨を削って抜いた場合などは腫れや痛みが長引きやすいため、無理に日数を決め打ちせず、ご自身の回復具合に合わせて段階を踏むことが大切です。
食事を再開する際は、以下の「痛くない食べ方のテクニック」を徹底してください。
・必ず「抜歯していない側」で噛む
無意識に両側で噛んでしまうのを防ぐため、一口の量を普段の半分にし、患部と反対側の奥歯へ直接スプーンで運ぶ意識を持ちましょう。
・小さく一口サイズに切り分ける
口を大きく開けると抜歯部位の皮膚や筋肉が引っ張られて痛みます。すべての食材をあらかじめ一口大、あるいはそれ以下にカットしてから口に運ぶのが賢明です。
・もし抜いた穴に食べ物が詰まったら?
食事後、抜歯窩に食べかすが入り込んで気になることがあります。しかし、爪楊枝や指、舌先で無理にほじくり出すのは絶対にやめてください。血餅を傷つけてドライソケットになる危険があります。また、勢いよくブクブクうがいをするのも禁物です。ぬるま湯や処方されたうがい薬を口に含み、首を軽く傾けて自然に吐き出す「ゆすがないうがい」にとどめましょう。どうしても取れない汚れは、数日後の消毒や抜糸の際に歯科医師に処置してもらうのが確実です。