「周囲は接種しているのに、自分のところには接種券が届かない」という問い合わせが自治体に殺到した背景には、行政側の発送基準の違いがありました。
65歳以上の高齢者に対しては、過去の接種記録をもとに自治体から接種券が自動一括発送されるケースがほとんどでした。しかし、基礎疾患を持つ64歳以下の方や医療従事者に関しては、個人情報を自治体が完全には把握できないため、「事前申請」を行わなければ券が発行されない仕組みを採る自治体が多かったのです。
また、前回の接種後に他市区町村へ転居した場合は、転入先で接種履歴が自動連携されないため、転入先の役所で再発行手続きを踏む必要がありました。手元に届かなかった主な理由は、制度上の対象外であったか、申請が必要な区分に該当していたためです。