ガッテン流の神髄は、「顔の皮膚に摩擦を起こさず、顔を引き上げている大元の筋肉を動かす」という点に集約されます。自宅で今日から実践できる2大メソッドの手順を詳解します。
1. 側頭筋ほぐし(ほうれい線改善エクササイズ)
耳の上から頭頂部にかけて広がる「側頭筋」は、頬やフェイスラインの筋膜と直結しています。ここが噛み締めやデスクワークの緊張でガチガチに固まると、顔全体の皮膚を引き上げる力が失われます。
やり方は極めてシンプルです。両手のひらの手根部(親指の付け根の厚い部分)を耳の上の側頭部に当てます。「皮膚を滑らせず、頭蓋骨の骨を押すイメージ」で垂直に圧をかけ、そのまま円を描くようにゆっくりと15〜30秒間ほぐします。顔の皮膚を擦るのではなく、頭皮ごとその下の筋膜を動かす感覚を掴むことが決定的な分かれ道です。
2. 舌回し運動(口元たるみ改善方法)
口元のたるみやマリオネットライン、二重あごを撃退する特効薬が、口腔内からのインナーマッスルトレーニングです。舌は巨大な筋肉の塊であり、喉元を支える舌骨筋群と連動しています。
口を閉じた状態で、舌先で唇の裏側の歯茎をなぞるように、円を描いて大きく回します。右回りに20回、左回りに20回。1日2〜3セットを目安に行います。舌先で内側から皮膚を力強く押し出すように動かすことで、皮膚表面に一切のシワを寄せることなく、口輪筋やオトガイ筋、深層の筋膜リリース効果を同時に引き出すことができます。