おりものは、いわば「子宮と腟のバロメーター」です。自身の現在地を把握しやすいよう、月経周期を通じたおりものの推移を時系列で整理しました。
① 卵胞期(生理終了〜排卵前):
生理直後は分泌量がもっとも少なく、サラッとした状態。排卵に向けてエストロゲンが増加するにつれて、少しずつ量が増えていきます。
② 排卵期(排卵の前後2〜3日):
分泌量がピークに達します。無色透明で、指でつまむと10cm近く伸びる強い粘り気(牽引性)を持つのが特徴です。精子が子宮へ進みやすい環境を作ります。
③ 黄体期(排卵後〜生理前):
プロゲステロンの作用により、透明から白濁色へと変化。粘り気は徐々に粘土のような「ぽってりした質感」へと変わり、乾くと下着に黄色っぽいシミを作ることがあります。
④ 生理直前(生理の1〜2日前):
一度減少したおりものが再びわずかに増え、剥がれかけた子宮内膜が混ざることで薄い茶色やピンク色を呈することがあります。匂いもわずかに鉄分のような匂いが混ざり始めます。