本作がここまで急激にサービス終了へと追い込まれた直接的な原因は、単なる「作風の模倣」や「インスパイア」の域を遥かに超えた露骨な素材盗用問題にありました。当時、リアルタイムでゲームを解析・プレイしていた有志によって暴かれた類似点は、言い逃れの不可能なレベルに達していたのです。
特に槍玉に挙げられたのが、スクウェア・エニックスが誇るMMORPG『ファイナルファンタジーXI』からのデータ直接流用です。具体的には以下のような要素が、ポリゴン形状からテクスチャのピクセル配置に至るまで完全に一致していました。
- ゴブリン族の造形:背中に背負った鞄の形状、頭巾の縫い目、特有の待機モーションが完全に一致。
- クゥダフ族(亀型の獣人):甲羅の紋様や装飾品、体表のグラデーションが同一。
- プレイヤー・NPCの装備品:FF11を代表する種族「タルタル」の骨格や、アイコニックな種族衣装・アーティファクト防具のパーツがそのまま適用。
- その他のモンスター:マンドラゴラやヘクトアイズなど、独自性の高いスクエニIPのキャラクターが名称だけ変えられて配置。
疑惑が確信へと変わった決定打は、グラフィックの3Dメッシュ構造の同一性でした。一般的なゲーム開発において、偶然の一致でここまでポリゴン頂点データが重なる確率は統計上あり得ません。業界関係者の証言や当時の報道からも、スクウェア・エニックス側からの迅速な権利主張、あるいは権利侵害の明白さを受けたDMM GAMES側の即時判断によって、即座に配信停止の鉄槌が下されたことは明白です。