赤いきつねと緑のたぬき人気格差の真相!東西だしの違いと最新対決

赤いきつねと緑のたぬき人気格差の真相!東西だしの違いと最新対決

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両者の歴史は、1970年代後半の即席麺業界における大革命から始まりました。1975年に発売された前身「熱風うどん」の試行錯誤を経て、1978年に満を持して世に放たれたのが「赤いきつねうどん」です。当時の食品パッケージ業界では「赤色は店頭で目立ちすぎて食品には下品に見える」とタブー視されていましたが、開発チームは売場での視認性を最優先し、あえて強烈な赤を採用。俳優の武田鉄矢を起用した「戦車が追いかけてくる」伝説のテレビCMとともに、日本中を席巻しました。

そのわずか2年後の1980年、赤の補色関係にあたる緑を纏い、天そばとして投入されたのが「緑のたぬき」です。ここから40年以上に及ぶ宿命のライバル関係が幕を開けました。

この対立構造を公式のエンターテインメントに昇華させたのが、東洋水産が2018年から3年間にわたって大々的に開催した国民投票企画「赤緑合戦」です。全国の特設会場やWEBで消費者が直接投票を行うこのイベントは、単なるPRを超えた社会現象となりました。

2018年の第1回戦は赤いきつねが勝利。続く2019年の第2回戦も僅差で赤いきつねが連覇を果たし、緑のたぬき陣営は悔し涙を呑みました。しかし、緑のたぬき発売40周年を迎えた2020年の「最終決戦」において、驚異的なドラマが巻き起こります。天ぷらの大刷新とファンの組織票が実を結び、緑のたぬきが得票率50.5%を獲得して奇跡の初勝利を飾ったのです。この逆転劇はメディアでも大きく報じられ、敗れた赤いきつねの開発担当者が悔しさを滲ませる姿がさらなる共感を呼びました。

森 瞳
著者

森 瞳

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