京都で濃厚豚骨を語る上で外せないのが、ラーメン激戦区としての評判が全国に轟く左京区・一乗寺エリアと、木津川の地に鎮座する「無鉄砲」の存在感です。
京都のこってりラーメンに対する口コミを検証すると、単に油っこいだけでなく「骨の髄から出る純粋な旨味と甘み」が評価の分かれ目になっています。無鉄砲をはじめとする実力店では、1日に数百キロに及ぶ豚骨を巨大な羽釜で砕きながら撹拌し続け、コラーゲンが乳化した極上のとろみを生み出しています。
また、一乗寺エリアでは学生街ならではの旺盛な食欲を満たすため、極太麺に負けない超濃厚ドロ系スープや、背脂を豪快にチャッチャと振りかけた力強いスタイルが独自の進化を遂げました。この地域ごとの切磋琢磨が、京都のラーメン文化全体のレベルを押し上げています。