検索窓に「諸橋沙夏」と打ち込むと、サジェストに「卒業」という不穏な言葉が並ぶ現象が見られます。しかし、公式アナウンスや日頃の言動を丹念に追っていくと、この噂の正体はネガティブな兆候ではなく、彼女のキャリアが充実期を迎えていることの裏返しであることが分かります。
噂が浮上する最大の要因は、彼女がグループ最年長であるという記号的な年齢問題です。女性アイドル界には長年「20代半ばを過ぎると身の振り方を模索する」という固定観念が存在してきました。20代後半に差し掛かる時期や周年コンサートの直前になると、一部のネット掲示板やSNS上で「そろそろ次のステージへ進むのではないか」といった臆測が先行しがちです。
もう一つの要因は、外部のミュージカル公演や舞台への単独出演が増加している点です。舞台関係者の間でも「声量と声の抜けが抜群で、ミュージカル界の即戦力になり得る逸材」と称賛される機会が増え、個人活動の充実がそのまま「グループを離脱する布石ではないか」と結びつけられてしまった経緯があります。
しかし、実際の現場観察やインタビュー取材において、本人が見せている姿勢は極めてグループ愛に満ちています。大規模フェス「INKIGAYO LIVE in TOKYO」などで韓国語バージョンの楽曲を披露した際にも、メンバーと共にステージを作り上げる喜びをX(旧Twitter)で熱く発信していました。現時点で卒業を裏付ける一次情報は一切存在せず、グループの表現力を牽引しながら個人の可能性を広げる二刀流の挑戦が順調に継続しています。