近年、抗酸化作用や肝機能サポート効果で注目を集めるファイトケミカル「スルフォラファン」ですが、この有効成分も過剰摂取時には両刃の剣となります。
スルフォラファンは植物が外敵から身を守るための生体防御物質であり、適量であれば人体の解毒酵素を活性化させます。しかし、生食やスプラウト(新芽)、あるいは高濃度サプリメントから極端に過剰摂取すると、胃粘膜を刺激して強い胃もたれや吐き気、胸やけを引き起こすことがあります。
また、医薬品との相互作用にも細心の注意が必要です。ブロッコリーには血液凝固に関わる「ビタミンK」が豊富(100gあたり約160μg〜210μg)に含まれています。血栓症の治療薬である抗凝固薬「ワーファリン(ワルファリン)」を服用している患者がブロッコリーを食べ過ぎると、ビタミンKが薬の作用を著しく弱めてしまい、脳梗塞や血栓症の再発リスクを高めることが医学的に確認されています。