茨城県内に点在する道の駅は、それぞれが強い地域色を前面に打ち出しています。国土交通省関東地方整備局や各自治体の観光統計によると、近年のリニューアルや新規開業効果により、県外からの流入比率は60%以上に達する施設も珍しくありません。数あるスポットの中でも、特に高い人気とリピート率を誇る主要拠点を厳選して紹介します。
西日本や北関東全域を見渡しても屈指のスケールを誇るのが道の駅グランテラス筑西です。広大な芝生広場、大型遊具、本格的なバーベキュー場、ドッグランを完備し、ファミリー層からシニア層まで圧倒的な支持を集めています。施設内のベーカリーや地元産小麦を使った手打ちうどん、茨城が誇る「常陸牛」や「キングポーク」を使ったレストランなど、茨城県の道の駅グルメの多様性を象徴する一大拠点です。
海沿いのドライブで外せない存在が道の駅日立おさかなセンターです。久慈漁港をはじめ近隣の漁港から直送される鮮魚が並び、名物の「味勝手丼(あじかってどん)」は、市場内で好きな刺身の小鉢を自ら選び、ご飯の上に盛り付けていく体験型グルメとして長年愛されています。その場で焼いて食べる浜焼きコーナーも活況を呈しており、週末には県内外から多くの海鮮ファンが押し寄せます。
日本一の生産量を誇る栗の郷・笠間市に位置する道の駅かさまは、スイーツ好きの間で不動の地位を築きました。特に専門カフェで提供される「極みモンブラン」などの道の駅かさまの栗スイーツは、注文を受けてから目の前で絞り出される演出と、栗本来の豊かな香りでメディアでも度々特集されています。敷地内には「常陸秋そば」の名店や、笠間焼のギャラリーも併設されており、洗練された大人の休日を演出してくれます。
地域の味を深く掘り下げたいなら、道の駅ごかのおすすめグルメである銘柄豚「ローズポーク」を使用した肉まんや餃子、特製たまねぎドレッシングは見逃せません。国道4号バイパス沿いに位置し、ドライバーの胃袋を掴み続けています。また、道の駅しもつまでは、館内の納豆工場で製造される「福よ来い」や、自家製クラフトビール「下妻ブルワリー」の生ビールが手に入るなど、食へのこだわりが光ります。