耳の中に虫が入った!綿棒はNg?激痛とガサガサ音の対処法と救急目安

耳の中に虫が入った!綿棒はNg?激痛とガサガサ音の対処法と救急目安

耳の中に虫が入った!綿棒はNg?激痛とガサガサ音の対処法と救急目安について押さえておきたい 事実を分かりやすい構成で解説いたします。

Q1:水やお湯を入れて虫を溺れさせたり、洗い流したりしてもいいですか?
A1:水道水を入れるのは推奨されません。虫が溺れる前に外耳道内で激しく暴れるリスクがある上、虫が死んだ後に水分を吸収して膨らみ、外耳道に詰まって摘出が困難になります。また、万が一鼓膜に傷がついていた場合、中耳へ雑菌水が侵入して重い中耳炎を引き起こす危険性があります。動きを止める目的であれば、必ずオリーブオイルやベビーオイル等の油を使用してください。

Q2:耳の中に入った虫が、鼓膜を食い破って脳まで入ってしまうことはありますか?
A2:昆虫が鼓膜を破って中耳へ達することは稀にありますが、脳まで到達することは解剖学的にあり得ません。中耳と脳の間には分厚い側頭骨という頭蓋骨の壁が存在するためです。ただし、鼓膜が破れると難聴や感染症の原因になりますので、「脳に入る」という過度なパニックにはならず、冷静に耳鼻咽喉科を受診してください。

Q3:耳鼻咽喉科で虫を取ってもらう処置は痛いですか?健康保険は適用されますか?
A3:処置は健康保険が適用され、処置名は「外耳道異物除去」となります。費用は3割負担で数千円程度(再診料や処方箋料を含め概ね2,000〜4,000円前後)です。虫がすでに死んでいれば、専用の吸引器やピンセット、微温湯による洗浄で痛みをほとんど感じることなく数十秒〜数分で摘出できます。虫が生きている場合は、局所麻酔薬入りの液体を耳に入れて完全に麻痺させてから摘出するため、激痛に怯える必要はありません。

山崎 陸
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山崎 陸

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