少しでも安く手に入れたい読者が手を出しがちなのが、フリマアプリやオークションサイトにおける個人間売買です。しかし、ここには中古iPhone購入の注意点として絶対に知っておくべき数々の罠が仕掛けられています。
最大のリスクは、前オーナーの分割払い未払いによって突然通信機能が遮断される「赤ロム(ネットワーク利用制限)」の問題です。大手中古専門店であれば永久保証がつくケースが一般的ですが、個人間取引では購入後数カ月が経過してから利用制限が「×」になり、文鎮化しても返金されないトラブルが後を絶ちません。
さらに深刻なのが「互換バッテリーの偽装表示」です。修理店関係者の告発によると、海外製の粗悪な非純正バッテリーを組み込み、特殊な機材を用いて「最大容量100%」と偽装表示させた個体が市場に横行しています。こうしたバッテリーは使用開始からわずか数週間で急激に劣化し、最悪の場合は異常発熱や発煙事故を引き起こす恐れがあります。
正規のバッテリー交換費用も近年値上げが続いており、Apple公式で交換する場合、1万4,000円から1万5,000円以上の追加出費が必要です。中古で安く手に入れたつもりが、バッテリー交換費用と互換パネルの不具合対応で、結果的に新品の最新端末を買うのと変わらない出費を強いられるケースが頻発しています。