Q1:文庫本と新書判ではどちらが大きいですか?
A1:新書判の方が大きいです。横幅は文庫本(約105mm)と新書判(約103mm)でほぼ同等ですが、天地(高さ)が文庫本の148mmに対して新書判は182mmあり、新書判の方が縦に34mm長くなっています。
Q2:一般的な少年漫画コミックの透明ブックカバーを買うならどのサイズ?
A2:「新書コミックサイズ(小B6)」と表記されたものを選んでください。教養新書向けのカバーを買うと、少年コミックの方が横幅が広く高さが低いため、横が入らないか天地がブカブカに余ることになります。
Q3:同人誌で小説を印刷する場合、A5判と文庫(A6)のどちらがおすすめ?
A3:ページ数と読者の読書スタイルで決定します。短編〜中編で持ち歩きやすさや商業文庫のような雰囲気を重視するなら文庫サイズ(A6)が適しています。一方、10万字を超える長編作品や、2段組レイアウトで印刷コスト(ページ総数)を抑えたい場合はA5判が圧倒的に経済的で制作しやすくなります。
Q4:なぜ日本の本は国際規格(A列)と日本独自規格(B列・四六判)が混在しているのですか?
A4:明治期以降の歴史的経緯によるものです。ドイツ発祥の合理的な国際規格「A列」が導入される以前から、日本には江戸時代の公用紙「美濃紙」に由来する寸法体系が存在していました。これが明治の洋紙輸入時に「四六判原紙」や日本独自の「JIS B列」へと再編され、出版文化と深く結びついたため、双方が並立したまま現代に至っています。