呼吸器症状などがなく、皮膚の痒みと赤みだけであれば、ドラッグストアで購入できる一般用医薬品を活用するのも一案です。蕁麻疹の市販薬としておすすめなのは、ヒスタミンの働きを直接ブロックする「第2世代抗ヒスタミン成分(フェキソフェナジン、ロラタジン、セチリジンなど)」が配合された内服薬です。眠気などの副作用が出にくく、体の内側から症状を鎮める効果が期待できます。
一方で、蕁麻疹に対するかゆみ止めの塗り薬(非ステロイド性抗炎症薬や局所麻酔成分配合のもの)は、ピンポイントの痒みを一時的に紛らわせる補助としては役立つものの、全身に次々と現れる蕁麻疹の根本抑制には内服薬が主流となります。
市販薬を服用しても2〜3日症状が改善しない場合や、広範囲に広がって日常生活や睡眠に支障をきたしている状態は、明確な蕁麻疹で病院へ行く目安となります。自己判断の連用で原因の特定が遅れるのを防ぐためにも、早期の医療機関受診を検討しましょう。