新エリアであるファンタジースプリングスの登場以降、パーク内の人流構造は根本から塗り替えられた。これまでの大人気アトラクションであった美女と野獣“魔法のものがたり”へと集中していた混雑の波が分散される一方で、最新テクノロジーを駆使した発券システムが水面下で激しい攻防を生んでいる。
ここで注目したいのが、有料サービスであるディズニー・プレミアアクセス(DPA)の「隠れたキャンセル枠」の存在だ。公式アプリでは、決済エラーやプラン変更によってシステムへ戻されたDPAが、特定の時間周期で再放出されている。取材によって明らかになったその解放タイミングは、1日3回——具体的には11時15分前後に15分間、14時05分前後、そして16時30分前後のシステムキャッシュクリア時だ。この時間帯にアプリの購入画面を連続リロード(指連打)することで、完売表示が一瞬にして「空席あり」へと切り替わる。これを知るだけで、数時間の行列を数十秒のタップでスキップすることが可能になる。