「湯船に浸からず、熱いシャワーを浴びるだけなら問題ない」と考える方も多いですが、これは危険な誤解です。食後すぐのシャワーの影響も決して軽視できません。
たとえ短時間のシャワーであっても、温水が皮膚を刺激することで末梢血管は拡張し、胃腸の血流量は低下します。さらに注意が必要なのは、脱衣所や浴室の寒暖差によって引き起こされる食後のお風呂とヒートショックリスクの増大です。
冬場の冷え切った脱衣所で服を脱ぐと血管が縮んで血圧が急上昇し、その後に温かいシャワーを浴びると一転して血圧が急降下します。食後の不安定な血圧動態にこの急激な寒暖差が重なると、心臓や脳血管に過大な負荷がかかり、脳梗塞や心筋梗塞といった重大な事故を引き起こすリスクが高まります。