順風満帆に見えた政治人生に急ブレーキをかけたのが、相次ぐ政治スキャンダルでした。第1の波紋は、2026年の安倍元首相銃撃事件を契機に浮上した世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係性です。
過去の選挙における支援要請や関連施設での講演、地元会合への出席などがメディアで大々的に報じられ、萩生田氏は記者会見で「軽率だった」と釈明。関係断絶を宣言したものの、野党や世論からは長年にわたる親密さを疑問視する声が根強く残りました。
さらに決定打となったのが、派閥の政治資金パーティー収入を巡る裏金問題です。清和政策研究会からのキックバックについて、5年間で計2,728万円にのぼる収支報告書の不記載が判明。萩生田氏は「派閥からの還付金が事務所管理の預託金として扱われていた」と経緯を説明し、修正申告を行ったものの、2026年4月に党から「党の役職停止1年間」という重い処分を科されることになりました。