2人の人間性と芸の土台を形作ったのは、名門・目黒学院での学生生活です。芸能一家の御曹司でありながら、特別扱いの一切ない過酷な体育会系の環境に身を置いたことが、現在の高座における礼儀作法や精神力に直結しています。
特に兄・たま平のラグビー歴は本格的で、中学・高校の6年間を泥と汗にまみれて過ごしました。全国大会レベルのフィジカルコンタクトを経験し、チームのために身を挺するフォア・ザ・チームの精神を学んだことは、上下関係が厳格な落語界の前座修行を耐え抜く強靭なメンタルの源泉拠城となりました。
弟・ぽん平も同様に礼節を重んじる教育環境で育ち、挨拶や気配りが徹底された修行生活を乗り越えてきました。落語界において「下積みに耐えうる礼儀正しさと素直さ」は師匠連から重宝される最大の要素であり、目黒学院で培った文武両道の精神が、2人の芸の基盤を強固に支えています。