永久的な狂気に至らないとはいえ、この行為に現実的な健康被害やメンタルヘルスのリスクが存在しないわけではない。専門家は安易な興味本位での実践に警鐘を鳴らしている。
特に以下の条件下では、予期せぬ急性症状を引き起こす危険性が高い。
- パニック障害や不安障害の誘発:強烈な違和感と恐怖体験がトリガーとなり、過呼吸や急激な心拍数上昇、パニック発作を起こすリスクがある。
- 睡眠障害と恐怖症の定着:「鏡が怖い」「暗闇が怖い」という条件づけが脳に固定化され、不眠症や鏡恐怖症(スペクトロフォビア)を発症する引き金になる。
- 精神的に不安定な時期の実践:睡眠不足や極度のストレス下にある人間が試すと、解離症状が悪化し、現実感を取り戻すのに長時間を要する場合がある。
もし試してしまい、強い恐怖感や動悸に襲われた場合は、即座に鏡から視線を逸らし、部屋の照明を明るくして冷たい水で顔を洗うなど、五感へ強い刺激を与えて現実への接地(グラウンディング)を行うことが重要だ。