キアヌ・リーブスが「ハリウッドで最もいい人」と呼ばれる最大の理由は、カメラが回っていない日常のふとした瞬間に見せる、あまりにも自然な気配りにあります。
世界中で大きな話題となったのが、ニューヨークの地下鉄で重い荷物を持った女性にスマートに席を譲る姿を捉えた一般人の盗撮動画でした。大スターでありながらSPも連れず、庶民と同じように電車移動する姿だけでも驚きですが、周囲を威圧することなくごく自然に立ち上がる所作に、世界中から称賛の声が寄せられました。
また、乗っていた飛行機が緊急着陸を余儀なくされた際のエピソードも有名です。足止めされた一般の乗客たちと一緒に乗り合いバンを手配し、目的地まで移動する道中で自らガイド役を買って出て、現地の音楽を流したり豆知識を披露したりして不安がる人々を励まし続けました。
公園のベンチで一人寂しそうにサンドイッチを食べる姿が「ぼっちキアヌ(Sad Keanu)」としてネットミーム化した際も、本人は怒るどころか「ただ考え事をしながらサンドイッチを食べていただけだよ」とユーモアを交えて受け流すなど、器の大きさを証明しています。道端で見かけたホームレスと何時間も話し込み、食事を分け合う姿もしばしば目撃されており、相手の立場や身分で態度を変えない姿勢が徹底しています。