からすみを取り扱う際、ネット上や家庭でよく見られる代表的な誤解を解消しておきましょう。
- 表面の「白い粉」はカビではない:長期間保存していると表面に白い粉が吹くことがありますが、これは魚卵のアミノ酸(旨味成分であるチロシン等)や塩分が結晶化したものです。カビ特有の異臭や綿状の広がりがなければ、キッチンペーパーに酒を含ませて拭き取ることで問題なく召し上がれます。
- 色が濃い・黒ずんでいる=劣化ではない:からすみの色は、原料であるボラの個体差や食べていた餌(プランクトンや海藻)、熟成度合いによって黄金色から赤褐色、黒褐色まで様々です。一般に赤みや飴色が強いものは熟成が進んでおり、コクが深い傾向があります。
- 薄皮は剥くべきか?:生のままスライスして食べる際は、薄皮を端から剥がした方が口当たりが滑らかになります。一方、炙る場合やすりおろしてパウダーにする場合は、皮ごと調理しても食感を損なうことはありません。