時計の針を1994年に巻き戻すと、二人の出会いはスポーツ取材の現場にありました。当時、元プロ野球選手から爽快な語り口で人気スポーツキャスターへと転身していた栗山英樹氏と、TBSのエースアナウンサーとして注目を浴びていた福島弓子さん。取材や番組共演を通じて急速に距離を縮めた二人は、間もなく真剣交際へと発展しました。
交際は極めてオープンで、栗山氏が弓子さんの実家に挨拶に訪れ、親族への紹介も済ませていたことから、メディアは「結婚秒読み」「年内にも挙式」と大々的に報じました。まさに誰もが羨む美男美女のゴールインが目前に迫っていたのです。
しかし1995年、事態は急転直下、予期せぬ破局を迎えます。当時のワイドショーや週刊誌を騒然とさせたのは、栗山氏から告げられた別れの言葉でした。報道によると、栗山氏は弓子さんに対し「自分の心の中に別の女性がいる」という旨を率直に明かしたとされています。当時世界的に活躍していた女子テニス界のスター・伊達公子選手への思いが芽生えたことが原因と報じられ、事実上の婚約解消・破局劇として球界・芸能界を揺るがす大騒動となりました。