警察官の階級一覧と年収のリアル格差!出世の限界とバッジ見分け方

警察官の階級一覧と年収のリアル格差!出世の限界とバッジ見分け方

警察官の階級一覧と年収のリアル格差!出世の限界とバッジ見分け方を詳しくリサーチ! 読者が気になる トピックの裏側を分かりやすく展開します。

警察組織における出世レースは、実力主義の昇任試験が存在する一方で、採用区分による決定的な階層固定が存在します。メディアでも頻繁に取り上げられる「キャリア」と「ノンキャリア」の構造差です。

1. キャリア(国家公務員総合職試験採用)
警察庁が毎年わずか15〜20名程度採用する超エリートです。採用と同時に階級は「警部補」からスタートし、警察大学校での初任幹部研修を修了すると、わずか20代半ばで無試験で「警部」へと昇格します。30歳前後には全員が「警視」に到達し、30代中盤以降には「警視正」「警視長」へと自動的に駆け上がります。将来の警察庁長官や警視総監候補として育成される別格の存在です。

2. 準キャリア(国家公務員一般職試験採用)
警察庁が採用する国家公務員一般職で、毎年数十名程度が入庁します。スタートは「巡査部長」であり、筆記試験や選考を経て順調にいけば「警視長」や一部「警視監」まで昇進するキャリアパスが開かれています。

3. ノンキャリア(都道府県警察採用)
全国の警察官の99%以上を占めるのが、各都道府県警の採用試験(高卒・短大卒・大卒程度)を突破して入職した地方公務員です。全員が最下位の「巡査」からスタートします。昇任するには、過酷な昇任筆記試験と勤務評定をクリアし続けなければなりません。

ノンキャリアの「出世の限界」は極めてシビアです。現場で抜群の手柄を立て、試験を最短で突破し続けたトップ層であっても、到達できるのは一般的に「警視」までです。警視正以上になると身分が地方公務員から国家公務員(地方警務官)へと切り替わるため、定員のポストはキャリア組や準キャリア組に優先配分されます。ノンキャリアから警視正へ昇任できるのは全体の1%にも満たず、警視長まで到達する警察官は各都道府県で数年に1人出るかどうかの奇跡的な事例に限られます。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。