カシマスタジアムを語る上で絶対に外せないのが、全国のJリーグファンが口を揃えて絶賛する「鹿島アントラーズ スタグル」の存在です。国内の多くのスタジアムでは消防法や設備の関係で電気調理が主流となる中、カシマスタジアムは全コンコースで「直火調理」が許可されている極めて稀有な施設です。香ばしい煙と食欲をそそる匂いが立ち込める空間は、足を踏み入れるだけで胃袋を刺激します。
その象徴とも言える名物が、複数店舗で個性豊かに競い合っている「カシマスタジアム もつ煮」です。大鍋で何時間もじっくりと煮込まれ、味が芯まで染み込んだ大根やこんにゃく、そして驚くほど柔らかく下処理された豚もつは、一度食べたら忘れられない奥深いコクを誇ります。名店ごとの秘伝の味噌や醤油ベースのスープを飲み比べるのも遠征ファンの大きな醍醐味となっています。
グルメだけでなく、茨城県立カシマサッカースタジアム 収容人数は約38,000人を誇り、スタンド傾斜が計算し尽くされた専用スタジアム設計です。陸上トラックが存在しないため、最前列付近ではスローインを行う選手の表情やキックのインパクト音がリアルに響き渡ります。この「食の充実」と「圧倒的なピッチの近さ」の掛け算こそ、現地観戦で体験すべき決定的な魅力です。