メダカの卵がカビで全滅する原因と対策|有精卵を守る最新管理術

メダカの卵がカビで全滅する原因と対策|有精卵を守る最新管理術

話題沸騰中の メダカの卵がカビで全滅する原因と対策|有精卵を守る最新管理術について、多角的な視点をご紹介しています。

ネット上の飼育情報やSNSでは、良かれと思って行われている飼育管理が、かえって卵の全滅を招いているケースが散見されます。繁殖成功率を下げる代表的な盲点を整理します。

誤解①:「産卵床をそのまま別容器に移せば自然に孵化する」
市販の産卵床を親魚から隔離して別の水槽に浮かべておくだけの管理法は、最もカビ全滅を招きやすい危険な方法です。産卵床に付着した卵の塊には必ず数割の無精卵が混ざっており、さらに産卵床の繊維自体に飼育水の有機物やバクテリアが付着しています。産卵床管理方法としては、付着した卵を毎日手作業で採取・分離するか、産卵床ごとメチレンブルー水溶液に浸けて毎日チェックを行わなければ高確率でカビに侵されます。

誤解②:「エアレーションを強くかければカビが生えない」
水流によって酸素を供給すればカビを防げるという説がありますが、過度なエアレーションは小さな孵化容器内で激しい水流を生み、卵同士を擦れ合わせて微小な傷をつける原因になります。卵殻に物理的な傷が入ると、そこから有精卵であっても菌糸が侵入してしまいます。孵化容器に必要なのは強い水流ではなく、「毎日の定期的な全換水」による水質維持です。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。