園内北側にまっすぐ伸びる約300メートルの並木道は、通称「冬ソナストリート」として親しまれています。この一風変わった愛称には、各務原市の国際交流史に裏打ちされた冬ソナストリートと呼ばれる経緯があります。2003年、社会現象となった韓国ドラマ『冬のソナタ』の主要ロケ地である韓国・春川(チュンチョン)市と各務原市が姉妹都市提携を締結。ドラマに登場する南怡島(ナミソム)のメタセコイア並木を再現すべく整備されたのが、この学びの森プロムナード詳細まとめの原点です。
通り沿いには、春川市から寄贈された白樺の苗木やメタセコイア、そして約70本のイチョウが等間隔に植樹されています。季節によって劇的に表情を変えるこのストリートにおいて、ひときわ多くの来園者を惹きつけるのが秋の黄葉です。学びの森イチョウ並木の見頃と見どころは、例年11月中旬から12月上旬にかけてピークを迎えます。黄金色に染まった葉が頭上を覆い尽くし、晩秋には歩道一面が黄色い絨毯へと変化する光景は圧巻の一言です。
「ドラマのファンだった親世代だけでなく、今では若いカップルが紅葉や新緑のポートレート撮影に夢中になっている」と現地を訪れた散策者は語ります。韓国文化との歴史的架け橋として誕生した人工の並木道が、20年の歳月を経て本物の巨木へと成長し、世代を超えたランドマークとして定着した稀有な事例といえます。