『アナと雪の女王』が日本社会に与えたインパクトは、劇場公開時の数字にとどまりません。
第1作の日本興行収入255.0億円は、日本国内で公開されたすべての映画の中で歴代上位(洋画アニメーションとしては歴代1位)に君臨し続けています。観客動員数は2,000万人を超え、主題歌アルバムもミリオンセラーを達成しました。
その熱狂をさらに加速させたのが、テレビ地上波初放送と定額制動画配信サービス(ディズニープラス)の普及です。
2017年3月4日にフジテレビ系列で地上波初ノーカット放送された際には、平均世帯視聴率27.7%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)という驚異的な数値を記録。Twitter(現X)などのソーシャルメディア上では「ありのままの」「Let It Go」といった関連ワードがトレンドを独占し、リアルタイム実況文化の象徴的な事例となりました。
また、日本国内で「Disney+(ディズニープラス)」が本格展開して以降、歴代の長編・スピンオフ短編作品がいつでも高画質で視聴可能になったことで、劇場公開時に生まれていなかった幼少期の子どもたちや若い世代が日常的に作品に触れるサイクルが確立。世代を超えた強固なファンベースが2026年現在も維持されています。