もし愛用していたナザール・ボンジュウが割れたり、亀裂が入ったりした場合はどう対処すればよいのか。トルコの現地で受け継がれている作法は至ってシンプルだ。
「お守りが割れたのは、あなたに向けられた悪意を身代わりとなって受けてくれた証拠です。不吉に思う必要は全くありません」と現地のガラス職人は語る。
感謝の言葉を心の中で伝えながら、白い紙や布に包んで自治体の分別に従い処分する。あるいは感謝を込めて土に埋めるのも良いとされる。身代わりとなって砕けたお守りはその役割を終えているため、未練を残さず新しいものを買い直すのが現地の一般的なスタイルだ。