不動産広告や各種メディアでは絶賛が続く一方で、実際に現地で生活を営む住民へのヒアリングやネット上の口コミコミュニティを精査すると、いくつかの明確な盲点や課題が浮かび上がってきます。箕面船場阪大前駅の評判を検証する上で、見過ごしてはならないのが「日常の生鮮スーパー問題」と「地形のアップダウン」です。
最大のネックと指摘されるのが、駅直近に普段使いできる大型生鮮食品スーパーが極めて少ないという点です。隣駅の箕面萱野駅前には巨大ショッピングモール「みのおキューズモール」が広がり、千里中央駅前にも充実した食品フロアが存在しますが、箕面船場阪大前駅の直近にはコンビニエンスストアや小規模店舗が中心で、仕事帰りに日常の食材をワンストップで調達する動線にはやや制約があります。日常的な買い物には、少し離れたスーパーまで自転車や車を出すか、ネットスーパーの活用を前提としたライフスタイル設計が求められます。
さらに、千里丘陵の北端に位置する船場エリアは、東西南北に傾斜のある坂道が連続しています。駅デッキ周辺はバリアフリー化が進んでいるものの、一歩住宅街の奥へと入ると起伏が激しく、電動アシスト自転車や自家用車が事実上の必需品となるケースも少なくありません。夜間になると卸商団地やオフィスエリアは人通りが落ち着き、静寂に包まれるため、「夜道の明るさや賑わいを好む層」にとっては少々寂しさを感じる環境でもあります。