各100円ショップチェーンで流通しているけん玉は、素材やターゲット層によって特徴が分かれています。
ダイソー(DAISO):木製とプラスチック製の2枚看板
ダイソーでは、伝統的な形状を模した「木製けん玉」と、軽量でカラフルな「プラスチック製けん玉」が並んでいます。木製モデルは110円ながらしっかりとした木肌で作られていますが、競技用けん玉(大空など)と比較すると本体全体が一回り小さく、玉の重量が軽いため、引き上げた玉が空中ですぐにブレてしまう傾向があります。プラスチック製は安全性が高く幼児の導入には向くものの、皿に乗った際の跳ね返りが強く、技の練習には不向きです。
セリア(Seria):デザイン性重視の小型木製けん玉
セリアで販売されている木製けん玉は、ナチュラルな風合いやレトロ感を打ち出したミニサイズの商品が主流です。インテリアやディスプレイとしては可愛らしい仕上がりですが、皿の直径が一般的な競技用より5mm〜10mmほど小さく、大人の手のひらには収まりが小さすぎます。小さな子どもが「乗せる感覚」を楽しむには適していますが、連続技の習得には技術的な制約が伴います。
キャンドゥ(Can★Do):スタンダードな玩具タイプ
キャンドゥのけん玉もダイソー同様の木製玩具ラインが中心です。皿の縁の研磨加工が均一でない個体もあり、玉を乗せた際に滑り落ちやすい特徴があります。ただし、季節の昔遊びコーナー等で手軽に入手できる利便性は魅力です。